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仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)078−038/100 (2015-8-10 21:12:26)
仙丈ヶ岳。南アルプスの女王にして3000m峰。そして初心者でもOK。混雑必至ですが、行ってきました。私は金土と泊りがけのセミナーでしたが、18時に終わって帰宅して土曜の夜に出発。山梨の芦安第二駐車場に深夜0時到着。乗合タクシーの発着地のこの駐車場はすでにほぼ満車。ここで車中泊(子供は出発時より睡眠)。暗い頃から蠢く人々。
マイカー規制のため、登山口の北沢峠へ行くには、まず芦安駐車場から乗合タクシーかバスで広河原(本邦第2位の高峰 北岳への登山口)へ。そこからさらにバスで移動が必要なのです。微妙に蒸し暑くて眠れず。窓やルーフを全開にしたら小雨がパラついたり、寝かせてくれない。でも定刻に子供を起こして準備。まずは0515発の山梨交通バスで広河原へ。広河原には0613着。テンカラ竿持った釣り人もいて(ヤマトイワナの宝庫!)、息子がざわめく。清潔な広河原ビジターセンターでトイレなど済ませて、今度は南アルプス市営バスで北沢峠へ。混雑に応じて時刻表通りにしていないようで、予定より早く到着!
我々は本来なら甲斐駒と一緒に登っても良いのですが、そんなに連休はとれないのです(泣)。今回は嫁が買った登山靴「スカルパ レベルGTX WMN」のフィールドテストも兼ねてます。奥穂高でも使えると良いですね。はじめは緩やかな道が続く。合目表示もあり、落ち着く。予想通り人は多いが子供も元気だ。五合目で分岐。迷わず直進して小仙丈ヶ岳方面へ。次第にカラマツ帯に。景色が格段に良くなってくる。前方に小仙丈ヶ岳。振り返れば甲斐駒&八ヶ岳、左を見れば富士〜北岳〜間ノ岳の日本のトップスリー、右を見れば中央〜北アルプスの絶景。ほんといい天気だ。
しかし、この頃から私を苦しめるやつが。そう、便意。何度かの攻撃をしのいだけれど、次は無理。しかし、森林限界を超え、見晴らしのいい稜線。私の姿を隠すものはない。でも、仕方なく、登山道をすこし逸れて、申し訳程度のカラマツを目隠しに雉撃。もちろん、携帯トイレ使用。サニタクリーンはお尻ごと包んでくれるので、こういうオープンな場所でも大丈夫!
すっきりすると、景色の良さが際立つ(笑)。雷鳥親子遭遇後、混雑している頂上の手前で食事休憩。いや〜天気&景色最高だな。食事休憩後、いよいよ3033mの山頂へ。記念撮影。透明感のある風が心地よい!そそくさと、千丈小屋へ下りる。途中、また別の雷鳥が砂浴びしている。気持ち良さそう。子供のメンテをしっかりしろよ〜、とか思いました。
千丈小屋で先週飲めなかった生ビールを頂く。お腹のトラブル後なので家族の視線が冷たい。¥900也。しかし旨かった〜。ここから馬の背ヒュッテへ下りる。マルバダケブキの群落で、ココアのような香りを堪能する。水場で水分補給。冷たくて最高!ここで五合目に戻る方向へ。
藪沢小屋を過ぎて、沢を幾つか通過。途中、ストックを忘れたママが取りに戻るアクシデントはあったものの、五合目からは予定の1600のバスの前に帰れるかも?と、急いで下りる。1345下山後、バス乗り場まで行くと、バスは1330に出た模様。でも、臨時バスも出る模様。予定より早く広河原へ。ここから、バスに乗りたい息子を説得して、芦安までは乗合タクシーに。すると、前を走っていたタクシーとすれ違いのバスが接触。バスのバックミラーが破壊される。我々のタクシーは通り抜けできましたが、残された人々はどうなっちゃったのでしょう。
北岳も登りたい!見てしまうと登りたくなるものですね。帰りの風呂はあえてすこし離れた「源泉湯 燈屋」へ。清潔感ある建物&店内。そして食事処もうまい!アタリでした。帰りの中央道渋滞。慣れましたが、ママが渋滞区間を運転してくれたので、だいぶ助かりました!
今回の詳しいルートは yamakei-online 、 ヤマレコ で。写真はこちらが多いです。
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